YAMAHA製ソフトウェア音源。 V3では、Windows98,Meの対応となっている。波形容量は2MB AMD Athlon 64 X2では、二つのコアの時間がずれるというマルチコアCPUの問題により、音切れでまともに使用できないが、AMD Dual-Core Optimizerをインストールすることで改善される。 Windows Vista、7では動作不可。ただし、Windows7上のWindows XP Modeでは動作する。(Windows7にてS-YXG50を使う方法を参照のこと)正確には動作はするがS-YXG50の出力先としてSW Synthが使われているが、Windows VistaはSW Synthが存在しないために音が出ない。(SW Synthをシミュレートするようなものを作れば使えるってことかな……) より活用するために†S-YXG50はXG音源なのでXGモードで使ってこそその真価が発揮できる。S-YXG50をXG音源として使用するためのガイドラインが以下のリンクである。 高品質ソフトウェア音源「S-YXG50」無料導入ガイドライン†無料で行うS-YXG50のダウンロード・インストール・カスタマイズ、そのすべてをあなたに届けます。 はじめに†最近のパソコンにプリインストールで付属してくる音源はたいてい「Microsoft GS Wavetable SW Synth」、通称「MSGS」ですが、あまり音質も良くなければ、GS音源向きデータとの相性もそれほど良くありませんし、XG音源向きデータとの相性はさらに良くありません。 本書でご紹介する「S-YXG50」はMSGSよりも音質が良く、GS音源向きデータとの相性はそこそこに、XG音源向きデータとの相性はとても良い、すばらしい音源です。この音源は、かつては5000円で販売されていましたが、今は無料でダウンロードし、使用することができます。 (ただしWindows9xには非対応、Windows2000やWindows XPなどのNT系のOSが必要) 本書はこの音源について導入方法からバージョン間の差異に至るまで、幅広い情報を提供します。本書がMIDIによる音楽の世界をよりいっそう楽しむための助けになれば幸いです。 本書の説明は2006年4月現在において、Windows XPで作業を行ったものを示しています。~環境の違いによっては説明と合わない部分があるかと思いますが、基本的な流れは大して変わらないはずなので、適当な解決策をお探しください。 本書で取り扱うS-YXG50には安全・完全なアンインストール方法がありません。 音源の導入には「S-YXG50インストールマネージャ」を使用しますので、あらかじめダウンロードと展開をしておいてください。 取り扱い・免責†本書と本書で扱うプログラムの転載・改変などは自由に行ってかまいません。 本書にはS-YXG50の禁止・制限事項にあたる内容が含まれている可能性があります。 S-YXG50 禁止・制限事項†
これらはS-YXG50体験版のページに記されていたものです。 体験版のファイルを入手(必ずしも必要ではありません)†体験版に含まれるコントロールパネルのファイルを利用すると音源の設定が簡単に行えるようになります。少々手間はかかりますが、やってみるだけの価値はあるでしょう。以下に体験版のファイルをコピーするための手順を示します。体験版のファイルを必要としないならば次の章へ進んでください。 1, Open Drivers/S-YXG50からS-YXG50V4体験版を取得します。ダウンロードに時間がかかる場合FlashGetを使うとよい。 2, インストーラを展開・実行し、インストール作業を行います。インストール後に再起動要求があれば、コンピュータを再起動します。 3, インストールマネージャのパッケージに含まれる「sxgcptry.bat」を実行してください。インストールマネージャの「bin」フォルダが作成され、ファイルがコピーされます。 4, S-YXG50体験版をアンインストールします。アンインストール後に再起動要求があれば、コンピュータを再起動します。 これで体験版のファイルのコピーが行えました。本格的な音源インストールの行程に移ります。 ダウンロード†ダウンロードはWindows Update(Windows Updateカタログ)から行うことができましたが、現在は消滅しています。 ただし、CAB ファイルは、(2009.12.26)現在も以下の URL より直ダウンロードができるようです。
上の URL より直ダウンロードした場合は、 1, Windows Updateへ接続します。 2, 「管理者オプションの使用」から「Windows Updateカタログ」に接続します。 3, 検索欄に「YAMAHA XG WDM SoftSynthesizer? 」と入力して検索ボタンを押します。 4, 「タイトル」に「Yamaha - Sound - YAMAHA XG WDM SoftSynthesizer?」と書かれているものがS-YXG50なので、これをダウンロードに「追加」します。 5, バスケットを表示します。そして「ダウンロード」と書いてあるボタンを押し、(ボタンを押す前にウィンドウのポップアップを許可しておきましょう)新しいウインドウが開きますので、ダウンロード先のフォルダを選択し、続行ボタンを押します。 7, するとダウンロードが開始されますので、あとは作業が完了するのを待つのみです。 インストール†まずは音源の基本的なインストール作業を行います。 1, ダウンロードしたキャビネットファイル(*.cab)を適当なフォルダに展開しておきます(キャビネットファイルなので、特にアーカイバをインストールしていない場合でも展開できます)。ちなみにキャビネットファイルは、ダウンロードしたWUフォルダ内にあります。 2, 「コントロールパネル」を開き、「プリンタとその他のハードウェア」を選択し、左側「関連項目」にある「ハードウェアの追加」を選択します。(あるいは「コントロールパネル」から「ハードウェアの追加」を選択)「ハードウェアの追加ウィザード」が現れたら、「次へ」進みます。 3, 「既にこのハードウェアをコンピュータに接続していますか?」と尋ねられるので、「はい、ハードウェアを接続しています」を選択し、「次へ」進みます。 4, 「インストールされているハードウェア」の一覧から「新しいハードウェアデバイスの追加」を選択し、「次へ」進みます。 5, インストール方法に「一覧から選択したハードウェアをインストールする(詳細)」を選択し、「次へ」進みます。 6, インストールするハードウェアの種類に「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラ」を選択し、「次へ」進みます。 7, デバイスドライバの選択画面が表示されるので、「ディスク使用」を選択します。「製造元ファイルのコピー元」を「参照」して、キャビネットファイルを展開したフォルダを選択して「OK」し、「次へ」進みます。 8, ファイルがコピーされ、ドライバがインストールされますので、ハードウェアの追加ウィザードを「完了」します。 これで音源の基本的なインストール作業が完了しました。 体験版のファイルをコピー†体験版のファイルを利用する場合、体験版のファイルをインストールマネージャの「bin」フォルダ内に入れた状態で「sxginmgr.bat」を実行すると、システムフォルダにファイルがコピーされ、常駐プログラムの自動起動設定が行われます。 音源の設定†音源の初期設定はあまりいいものではありませんので、インストール後は音源の設定をしておくことを強くおすすめします。以下にいくつかの音源設定の方法を簡単な順に示します。 コントロールパネルを利用†インストール行程で体験版のファイルをコピーした場合、この方法で設定が行えます。「コントロールパネル」から「サウンド、音声、およびオーディオデバイス」を選択し、「XG Synth Driver」を開き、表示されるダイアログの「詳細設定」タブで設定を行います。 S-YXG50 Configuratorを利用†インストールマネージャに含まれる「sxgconf.exe」を実行すると、音源設定が「sxgconf.ini」からレジストリにコピーされます(同梱されているものを変更なしで用いると体験版の初期設定になります)。書き込まれた設定は再起動後有効になります。 レジストリ設定の詳細†レジストリエディタなどでレジストリを直接編集することでも音源の設定が可能です(ただし反映には再起動が必要)。以下にレジストリエントリの詳細を示します。
ウェーブテーブルのサイズ設定は、2MBと4MB両方のウェーブテーブルがインストールされている場合にだけ表示されます(本書ではインストールマネージャが音色ファイルの追加インストールを行っています)。なお、これらの設定は「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet?\Control\Class\{4D36E96C-E325-11CE-BFC1-08002BE10318}\????」(????は可変の数値、「MatchingDeviceId?」の値が「sw\{cea6a804-0f0c-4fcf-b30f-cc12d19d3e88}」のキー)の下の「sxgsetup」キー内に保存されます。 アンインストール†安全でスマートなアンインストール方法は提供されていないため、基本的には音源が不要になってもアンインストールは行わないことを強く推奨します。 アンインストールを敢行したいならば、「sxgunmgr.bat」で構成ファイルを削除したり、「デバイスマネージャ」でデバイスの削除を行ったりしてみるとうまくいくかもしれません。WindowsXP以降ではシステムの復元を無効にすることしておかないと、削除したファイルが復活することがあるので注意してください。 音源のバージョン†sxgxgwdm.sysのバージョンによれば、Windows Updateからダウンロードできるパッケージのバージョンは4.01.19〜4.01.25の間です(コントロールパネルではなぜかVersion3と表示されますけど、実際にはVersion4です)。 音源の仕様†
音色表・取扱い説明書の入手†S-YXG50 純正取扱い説明書は入手が難しいようですが、機能としては YAMAHA MU50? とほぼ同等とのことですので、 http://www.yamaha.co.jp/manual/japan/index.php 主な所有者*1†
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